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機関紙 KAWA-RA版 労務管理や社会保険に関する話題の情報を、タイムリーにお届けする当事務所オリジナルの機関紙です。

第65号 平成25年9月1日

ちょっと知っ得

『給与計算業務』についての最新の記事があります。

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(給与計算ソフトについてのご案内)

9月分保険料より厚生年金保険料率が変更になりました。厚生年金保険料被保険者負担分(厚生年金保険料額表)は円未満の端数が有り、かつ事業主が給与から被保険者負担分を控除する場合は50銭以下切捨て、51銭以上切上げが原則となっています。(あくまで原則ですので、特約に基づき切捨て、切上げすることも可能です。)しかし、Excelでは四捨五入は出来ても、上記のような場合はROUND関数だけでは計算できません。そんなときに使えるExcel機能を紹介します。

機能:【ROUNDUP】を使って51銭以上を切り上げる

平成24年9月からの保険料率と平成25年度9月からの保険料率で変更になる金額を調べます。

1.新旧保険料率を入力します

2.E8,G8のセルに ROUNDUP関数を入力する

F8(標準報酬月額:150,000)×G5(保険料率:8.383%)は12,574.50となってしまうため、端数計算の法則に乗っ取ると12,574となるのですが、ROUND関数を使用してしまうと切上げられてしまうため、あらかじめ0.5を引いておいてからROUNDUP関数によって切上げをします。

3.同様に他の方の保険料のセルにも計算式を入れていきます。

計算式に追加が完了したセルの右下にマウスを置くと<+>が表示されます。これをドラッグしていくと計算式が入力されていきます。ただし、参照したいセルがずれてしまわないように、保険料率の入ったセルは「$」を付けて絶対参照にしておきます。

※数値から「0.5」を引くと、小数点が「0.51」以上の時だけ桁が上がる。

このように、ROUNDUP関数やROUNDOWN関数を応用して「51銭以上切上げ」や「五捨六入」といった特殊な端数計算をすることも可能です。

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